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菓子職人(第21話)カルチャー
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菓子職人(第21話)カルチャー

あなたにとって、カルチャーって云うと何を想像しますか?

僕が、勤めていたころに習ったことは、故郷の長崎で学生時代習った少林寺拳法の恩師を思い出して、何度か勤務の時間を調整して、道場に通ったこと、英会話教室に通った(これはペンです?レベル)こと、社内で生け花を習った事、ピアノ教室に通った(いまだに音符も読めない)、親友に勧められて戦国物の小説を読みふけったこと、ダイビングスクールに行った、船舶講習を受けた。・・・こんなところでしょうか?

よくありがちなサラリーマンの形ですよね。

着るもの、食べるものを惜しんで、自己投資のつもりでやってみて、どこか腑に落ちないところがあったことに今頃気が付いて・・・何の事?って思われますよね。

とにかく何かやっていないと落ち着かなかったから、が正直なところです。

教養レベルの高い人の意見の中に、将来のビジョンが見えていないといわれそうですが、どこともなく掘っている間に、何か見つけられるのではないかと、ただ、ものにならない投資も多かったけど、ある意味気が済んだ、やって後悔はしていないように思います。

今、思うことは、やっぱり人がすきで、菓子を通して共鳴して頂けることが、一番嬉しいです。

この自分を構成しているのは、これまでやってきた中のつまずいたときの石ころみたいなもの、これらがなかったら、今の自分とはどこか違ってたんじゃないかな、この友達と出会っていなかったら、今の考えは違ったものになったのでは?そんな風に思うようにしています。

今日の文章は、ややもすると”つぶやき”がちですが、皆様のご意見をお待ちししています。

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