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今日のテキストをご紹介いたします。
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今日のテキストをご紹介いたします。

2016115日 第一回 ケーキ教室

スポンジケーキの講習会テキスト

ジェノワーズ(共立て生地)4号一台分

2個(110g) 全卵殻付き

55g グラニュー糖(上白糖は篩う)

55g 薄力粉

8g 溶かしバター

6g 牛乳

180℃のオーブンで、約16分~18分

*オーブンの性能で、変化しますが、生地の周囲が焼きチジミ始めたところが、見極めのポイントです。真ん中を竹櫛を刺して確認してください。この時、真ん中でチェックするのは、型の中で生地が対流しながら焼きあがってゆくためで、上部の真ん中に焼き残ることを防ぐためです。

*オーブンから出して、焼成確認が出来たら10㎝くらいの高さから、二度ほど落として、型の中の蒸気を抜く。

*粗熱が取れたら、紙をかぶせてさかさまにして、乾燥を防ぐ。蒸らすように。

1、卵をほぐして、砂糖を加え、湯煎で人肌程度に温める、ここで、砂糖を溶けやすく、泡立てやすくする。

2、ホイッパーの筋が残るくらいに、リュバン状(リボン状)になるまで泡立てる、

3、2、の生地をゆっくりかき混ぜる、卵の中の気泡を安定させる目的で。

4、篩っておいた薄力粉を少しづつ3、の中に入れながら合わせてゆく。

5、溶かしバターと、牛乳を合わせておいたボールに、4、の生地の一部を入れてなじませて、卵の中に入れて合わせる。全体の生地がつやが出て来たら、

6、型に帯紙と底紙を入れておいた中に流し込んで、余熱の終わったオーブンで焼成する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製菓概論として、たくさんの配合をいっぺんに覚えるのは、大変ですよね。

そこで、菓子を見るときに、仲間同士という意味で、区分してみるのもお勧めです。

スポンジ生地、シート生地、シュー生地、パイ生地、ババロア、ムース、アイス、シャーベット、ジャム、マカロン、・・・・どのグループに入るかを見る習慣を身につけましょう。

どのグループにも当てはまる結論として、乳化(エマルジョン)ということは重要です。

グループを分けるときに、卵の使い方に注目してみてください。

卵黄のグループ:カスタードクリーム、プリン、ババロアなど、

全卵のグループ、スポンジ生地、パウンド生地、マドレーヌなど。

カスタードクリームを考えるときに、

1000ml   牛乳

8個       卵黄

200g~250g グラニュー糖

100g~120g 小麦粉(半分をコーンスターチに変える)

上の配合は、一般的なカスタードクリームの成分配合になりますが、小麦粉をいらなければ、カスタードソース、卵白の一部を加えると、プリン、小麦粉をゼラチンに変えて、生クリームをホイップして加えると、ババロアになります。

ここで、いったんこのグループをカスタード(アングレーズ仏読み)ベース、と名付けると、分かりやすいですね。

 

レシピの読み方、

英語                          フランス語

カスタード              アングレーズ

ホイップ                  フェッテ

アーモンド              アマンド

パウダー                  プードル

クリーム                  クレム(クレムー)

ヘーゼルナッツ      ノアゼット(ハシバミ色にバターを焦がす、ブールノアゼット)

バター                      ブール

ミルク                      レ(カフェオーレのレです。)

 

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