先輩から教えられた言葉に、「一流になれば、他人はあなたを真似する」
なんて、甘美な言葉だろう。そのくらい頑張れってことですね。
一スタッフとして、会社に勤めていたときは、どの人のまねがしたいと考えたことはほとんどなく、唯、回数をやりたい一心で、めちゃくちゃやってたが、本音です。(無駄の多い、要領の悪い男ですね)
そもそも、真似っていうのは例えばプロ同士の仕事でも、コピーするってことは、コピーする側の観察力と想像力の結果ってことですよね。コピーする側の力が卓越していたら、もとより良くなるだろうし、コピーする側の思い込みって言い方もあるかもしれない。
僕の場合、誰かの仕事をコピーしようと思うと、外見上、美しいと感じて、その中に何があったら、どういう中身だったら、自分の好みにあるかと云う、主観が優先するように思います。
それを突き詰めて、こうあってほしいというものが出来上がってくくる。そして、お客様から良い評価を頂けたら、とてつもなく嬉しい、他人に喜びを伝える技術を極めることが第一義なのだからそれで良い。
経営していく中で、経営者と職人が同居しているジレンマも勿論存在する。費用対効果だけではかたずけられない部分が、めんどくさくもあり、楽しいところです。