何処の、なんの職業でも、見習いはつきもので、今と比べると私が見習いを始めた昭和50年代より、研修、見習い期間は短くなったように思います。
何処の企業様でも、早期育成、いろんなハラスメントを規制する。良いところも多いと思います。
企業責任から言って、コンプライアンスは、社会貢献について大切なことだし、コンピテンシーシートを採用してのスタッフ育成、上司からのフィードバック、コメント、レスポンスは、若い世代だけでなく、だれでも褒められれば嬉しいし、何とか期待に応えようとする。
どんな作業があったかは、皆様の想像にお任せするとして、修行期間は今にして思えば、非常にありがたいもので、その職業を通して、二度と経験することのできない期間ですよね(お給料を戴きながら指導して貰う)、いやでも3年が過ぎれば経験者としてキャリアを問われる、言ってみれば成果報酬(サラリーは比例しないかも?)を労使双方から期待する。
幸い菓子職人の選手生命は比較的長いかもしれませんが、キャリアに準じたスキル(テクニックとマネジメント)を発揮できるのは、他人との出会いが左右することが大きく、クライアント(リクエストを頂いたお客様)のイメージに自分の想像力がついていかなければ、ご満足いただけない。
見習い期間で、一番大切なことは、尊敬できる人との出会い、これだと思います。
追伸:若い世代の方々に誤解があるといけないので、つけ添えますが。灯台下暗しという言葉を噛みしめて、相手だけに期待するのではなく、自分も相手を見るように努力する事も大切、身近なところに、素敵な出会いが在ることをお忘れなく(与えられることに慣れる事は禁物ですよ)。
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