毎年秋口に、悩みの種が、モンブラン、僕自身そんなに悩むテーマではなかったのですが、パンエヴィーノ、開業から発売時期、商品自体の構成、パッケージになぜか悩み、その結果今回のデザインを採用しました。
今日から発売いたしますモンブランは、プレーンのスポンジ生地に剥き甘栗のような比較的あっさりした栗を詰めたマロンムースの上に、生クリームを絞りやや小さめにモンブランクリームを絞ってあります。
湿気の多い環境で、乾燥メレンゲが使いにくかったのが始まりで、乾燥メレンゲが湿気無いように薄い膜でホワイトチョコレートを吹き付けて全体をコーティングして完全に表面を覆うと、メレンゲが含んだ空気が収縮して、全部しぼんでつぶれてしまい壊れて使い物にならない。
ダックワーズにムースを重ねると、サクサク感がなくなり、それでは、アーモンド生地(ビスキュイジョコントでもいいのかと)を使うと、無駄が多い。
結局、お客様には無駄の分をご負担いただけないので、買っていただいて、食べたときに、満足感が得れる欲張りな製品にするために考えてみたのが今回の商品提案になりました。
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