2016年11月5日 第一回 ケーキ教室
スポンジケーキの講習会テキスト
ジェノワーズ(共立て生地)4号一台分
2個(110g) 全卵殻付き
55g グラニュー糖(上白糖は篩う)
55g 薄力粉
8g 溶かしバター
6g 牛乳
180℃のオーブンで、約16分~18分
*オーブンの性能で、変化しますが、生地の周囲が焼きチジミ始めたところが、見極めのポイントです。真ん中を竹櫛を刺して確認してください。この時、真ん中でチェックするのは、型の中で生地が対流しながら焼きあがってゆくためで、上部の真ん中に焼き残ることを防ぐためです。
*オーブンから出して、焼成確認が出来たら10㎝くらいの高さから、二度ほど落として、型の中の蒸気を抜く。
*粗熱が取れたら、紙をかぶせてさかさまにして、乾燥を防ぐ。蒸らすように。
1、卵をほぐして、砂糖を加え、湯煎で人肌程度に温める、ここで、砂糖を溶けやすく、泡立てやすくする。
2、ホイッパーの筋が残るくらいに、リュバン状(リボン状)になるまで泡立てる、
3、2、の生地をゆっくりかき混ぜる、卵の中の気泡を安定させる目的で。
4、篩っておいた薄力粉を少しづつ3、の中に入れながら合わせてゆく。
5、溶かしバターと、牛乳を合わせておいたボールに、4、の生地の一部を入れてなじませて、卵の中に入れて合わせる。全体の生地がつやが出て来たら、
6、型に帯紙と底紙を入れておいた中に流し込んで、余熱の終わったオーブンで焼成する。
製菓概論として、たくさんの配合をいっぺんに覚えるのは、大変ですよね。
そこで、菓子を見るときに、仲間同士という意味で、区分してみるのもお勧めです。
スポンジ生地、シート生地、シュー生地、パイ生地、ババロア、ムース、アイス、シャーベット、ジャム、マカロン、・・・・どのグループに入るかを見る習慣を身につけましょう。
どのグループにも当てはまる結論として、乳化(エマルジョン)ということは重要です。
グループを分けるときに、卵の使い方に注目してみてください。
卵黄のグループ:カスタードクリーム、プリン、ババロアなど、
全卵のグループ、スポンジ生地、パウンド生地、マドレーヌなど。
カスタードクリームを考えるときに、
1000ml 牛乳
8個 卵黄
200g~250g グラニュー糖
100g~120g 小麦粉(半分をコーンスターチに変える)
上の配合は、一般的なカスタードクリームの成分配合になりますが、小麦粉をいらなければ、カスタードソース、卵白の一部を加えると、プリン、小麦粉をゼラチンに変えて、生クリームをホイップして加えると、ババロアになります。
ここで、いったんこのグループをカスタード(アングレーズ仏読み)ベース、と名付けると、分かりやすいですね。
レシピの読み方、
英語 フランス語
カスタード アングレーズ
ホイップ フェッテ
アーモンド アマンド
パウダー プードル
クリーム クレム(クレムー)
ヘーゼルナッツ ノアゼット(ハシバミ色にバターを焦がす、ブールノアゼット)
バター ブール
ミルク レ(カフェオーレのレです。)
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